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音楽鑑賞の宿題~みんなの感想②~


稲沢市 おおみやピアノ教室ドルチェのブログです🎹

音楽鑑賞の宿題~みんなの感想②~

みんなの感想①は

このブログの9/10の記事に載せました。


その後、皆さんから寄せられた感想の

いくつかを掲載します。


夏休みの鑑賞の宿題

曲目リストは

♪ベートーヴェン 交響曲第6番「田園」ベルリンフィル+カラヤン

♪ブラームス   交響曲第1番 ベルリンフィル+カラヤン

♪ブラームス   交響曲第4番 ベルリンフィル+カラヤン

♪ショパン 練習曲集 Op.10 ポリーニ

♪シューマン ピアノソナタト短調 アルゲリッチ


🔴小3の女の子

原文は3年生ということで平仮名が多いので漢字に直しました。


私はベートーヴェンが大好きです。

なのでまず最初に

「田園」を聴いてみました。

ベートーヴェンは散歩が好きだと

前に本で読んだことがあります。

曲が始まった瞬間、

田舎の道を散歩している姿が

頭に浮かびました。

第1楽章は

ベートーヴェンが楽しい気持ちで

飛んでいるチョウや虫たちを

見ているように感じました。

毎日通っている道で

安心したんだと思います。

第2楽章は

だいぶ歩いて

小川の近くにやってきました。

曲の中では

少し音が小さくなる場面もありました。

やさしい川の表現が

されていて心が落ち着きました。

小川の他に鳥の声も聞こえました。

第3楽章は

みんなで楽しく祭りをしているようで、

にぎやかな演奏でした。

聞いていても

心が楽しくなりました。

上がり下がりがはっきりしていて、

みんなが踊っているような

イメージもできました。

第4楽章は

急に不安な演奏に変化しました。

天気が崩れて

雷や嵐がやってきた感じが

ドキドキしました。

私はベートーヴェンの曲が

好きな理由の1つは、

この緊張感がするところです。

田園の中で一番好きなのは

第4楽章です。

第5楽章は

嵐が去り、

雲の隙間から太陽が出てくる

始まりです。

自然は、時には怖い時もあるけれど


穏やかな時は

風といっしょに

音も運んでいる感じを

ベートーヴェンはこの楽章で

表現したんじゃないかなと思いました。

ベートーヴェンは耳が聞こえなくなっても

たくさんの音を

大事にして生きてきました。

私も1つ1つの音を大切に演奏したいです。


🟠中3女子

ショパン練習曲Op.10-3「別れの曲」


少し悲しいだけじゃなくて、

そこから前へ進んでいこうと

しているように感じた。

途中の

上から転がり落ちるところが

悲しみを表現していると感じた。

ショパン練習曲Op .10-12「革命」


最初の部分が革命が始まった合図で、

そこから戦いが始まって

多くの人が逃げ惑ったり、

傷ついたりしているように感じた。

最後の方は

どちらも互いに消耗していて

最後の最後に決着がついた。

(とても面白い想像です!)

ベートーヴェン交響曲第6番「田園」


初夏の棚田が多い

田舎の朝の風景が思い浮かんだ。

少し空気がひんやりしていて

清々しい感じがした。

🟡社会人 女性

ベートーヴェン「田園」

第1楽章

表現していたのが「感情」だったということを

初めて知りました。

タイトルの「田園」から、

てっきり「風景」と

思い込んで聴いていました。

ヨーロッパの広大でのどかな田舎。

夜明けの静けさから

朝日が上って、

全ての生命体の活動が始まる様子を

想像していました。

「感情」と思って聴くと

無邪気な感じや胸の高鳴りのように聴こえます。

第2楽章

タイトルを見て緩やかで穏やか。

水面がキラキラ輝く

小川を思い描きながら聴きました。

フルートの音がカッコウの鳴き声のようで

可愛いです。(3楽章以降は省略)

🟢中学生男子 ※抜粋

ブラームス交響曲第1番


1楽章

荘厳な感じ。

ソナタ形式になっている。

AーBーA。

コントラバスが4分音符を連打している。

音階のような旋律。

ハ長調で終わった。


2楽章

ヴァイオリンによるソロ演奏が印象的だった。


3楽章

ゆっくりとした感じで始まる。

優雅な感じ。すごく短い楽章。


4楽章

ソナタ形式。

A重い感じ。

B Aが静かに終了すると

 歌うような感じで曲を演奏する

Aホルンが主題を演奏している。

 最後は華やかな感じ。


1番最後はゆっくりとした感じで、

力強く華やかに終わる。

ショパン練習曲 Op.10-1


かっこいい曲。

右手の主旋律、短い短音の左手が気持ちいい。

エチュードなのに華やか。

高音が綺麗。

〜以上が感想です。

3年生のお子さんは

想像力がとても豊かで

好きな作曲家がベートーヴェン...

素晴らしいです!

日頃からベートーヴェンの本を読んだり

ベートーヴェンを聴いたり

しているのだなぁ…と思いました。

作曲者の心情まで想像しているところも3年生とは思えません!

中学生の男の子

分析的なとらえ方で興味深かったです。 男の子って違いますね!

楽器のこと、調のこと、ABAの形式のこと、メロディの動き... 今まで習った音楽のいろんな要素が

ちゃんと頭の引き出しの中に

入っているんですね!

感心しました。

この男の子は

感想①の記事に載せた

ベルリンフィルとウィーンフィルの

田園の聴き比べも感想に書いています。

🟢中学生 男子

~「田園」ウィーンフィルとベルリンフィルの聴き比べ~

ベルリンフィル→力強く強弱もすごく差をつけて

感情的に表現しているように聞こえた。

ウィーンフィル→強弱はベルリンフィルほど

差がついていない。

スピードをゆっくりにして

1音1音を意識しているように感じた。

ウィーンフィルは

最初と最後の終わり方がすごく丁寧で

上品な感じに聞こえた。

盛り上がるところも感情的ではなく、

上品さが残っているなと感じた。

この感想も素晴らしい!

この宿題を通して

多くの曲を聴いたことも偉いなぁ。

この経験が

またさらに耳が育つことになったと思います。

皆さんも、今一度

ベルリンフィルとウィーンフィルの「田園」を

短い部分だけでも

聴き比べてみてください。

同じ曲なのにこんなに違う!

興味深いし、楽しいですよ。

あなたはどちらの演奏が好きですか?


カラヤン指揮 ベルリンフィル


ベーム指揮 ウィーンフィル


大内孝夫さんの記事です。

ピアノは受験に役に立つ!

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