稲沢市 おおみやピアノ教室ドルチェのブログです🎹
珍しい金管楽器がいっぱい!
でもなぜ、こんなに?
1つ前の「ワーグナーを生で聴こう!
珍しい楽器もいっぱい♪」の記事に
オーケストラメンバーの
Kくんのお父様が
下記のように
解説してくださいました。
『滅多に使用されることがない
コントラバストロンボーン
バストランペット
ワーグナーテューバ
これら珍しい楽器の姿も
今回の演奏会の「見どころ」です。』
珍しい楽器とは?
↓ ↓
左上:コントラバストロンボーン(チンバッソ)
右上:ワーグナーテューバ
左下:ウィンナホルン
右下バス トランペット
なぜ、こんなに
いろんな金管楽器があるのでしょう??
〜Kくんのお父さまの解説〜
『ワーグナーは、
新しい響きを求めて
それまで
オーケストラで使われていなかった楽器を改良するなどして、
新しい楽器を積極的に取り入れました。
中低音の質的、量的な増強を図り、
同じ音域でも
性格の違う楽器を加えることによって、
柔らかさと明瞭な輪郭を持った響きが生まれます。
バストランペットは
↓ ↓
通常のトランペットより長く太い管を持ち、
マウスピースも
大きい物を使用するので
通常はトロンボーン奏者が演奏します。
たしかに...
トロンボーンみたいにも見えますね!
コントラバストロンボーンは
→形が面白い!!見るからに、凝っていますね!
通常のトロンボーンを
長く太くした物もありますが、
その大きさ、長さから
場所を取ったり
演奏が困難だったりするため、
スライドでなくヴァルヴで操作する物もあります。 ※今回はイタリアではチンバッソと呼ばれることもある
こちらのタイプを使用します。
ウィンナホルン(左)
ワーグナーテューバ(右)
右のワーグナーテューバ
ホルン奏者が
同じマウスピースで持ち替えて演奏。
→普通のチューバと全然違いますね!
Kくんのお父さまが実演してくださっています。
↓ ↓
普通のテューバはこれです。
見た目も音も全然違いますね。
↓ ↓
以上がKさまの解説です。
ワーグナーって
作曲するだけでなく
新しい響きを求めて
楽器の改良まで行って
新しい楽器を積極的に取り入れていた!
知りませんでした!
ワーグナー独特のあの何ともいえない響きは
楽器へのこだわりと
工夫の賜物だったのですね!
ここで改めて・・・
フィルハーモニカー・ウィーン・名古屋という
Kくんのお父さま所属のオーケストラのご紹介を
「2011年にウィーン式管楽器をこよなく愛する
中京地区のアマチュア奏者を中心に設立されたオーケストラ。
現在、全国から集う団員のうち
管・打楽器は全員が
ウィンナ・オーボエ
ウィンナ・ホルン
ウィーン・アカデミー式クラリネット
ウィンナ・ティンパニなど
世界最高峰とされている
ウィーンフィルで
好まれているタイプの楽器を使用し
美しい響きを追求する楽団は
プロ・アマ通じて稀有な存在」だそうです。
楽器って面白いし
奥が深いのですね!
この解説を読んでから
当日オーケストラを聴くと
2倍楽しめそうです!
<追記>
このオーケストラでは「標準」ですが
一般には希少な
ウィーンタイプの楽器については、
オーケストラのHPをご覧ください。
ここから、画面左側の「管・打使用楽器解説」へ
↓ ↓
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