稲沢市 おおみやピアノ教室ドルチェのブログです🎹
コンクールや発表会などでドレスを着てステージで演奏する時の
歩き方、お辞儀の仕方、椅子の座り方などの「ステージマナー」。
わかっているようで分からない方も多いのではないでしょうか?
ボストン在住のピアニストで米国公認アレクサンダーテクニーク講師
塚本晶子先生から、舞台での所作について学ぶ機会がありました。
これでステージマナーにも自信が持てます👍
皆さまにもシェアさせていただきます。
🟠最新のステージマナー
~大きな流れ~
お客さまの向こうから座り、
弾き終わった時は、手前から戻ってお辞儀して退場。
<歩き方>
鼠蹊部(コマネチライン、ビッグマウス)から足を動かす。意識はそこへ。
膝は意識しないで、足の付け根から大きく一歩を踏み出す。足を放り出すように。
頭、頭、頭、頭が上に載っかる歩き方で、頭は上へ上へ。
ヒールの高い靴は、膝が曲がらない。
<お辞儀>
🟡身体の折り方の中は30度で目先2メートル先が一番いい。
深くお辞儀をしないこと!30度の浅いお辞儀は自信とオーラが感じられる。
コマネチライン(ビッグマウス、鼠蹊部)から身体を折ると、背中が丸まらないので美しい。
30度で、1でさっと折って、
2、3、4で戻す。
(戻すのはゆっくり目で良い)
🟡手は組まない。そのまま下に手を沿わせるが、手のひらを上にしてお辞儀すると肩が開いて綺麗。
手のひらを下にすると肩がすぼまり、美しくない。
<演奏後の立ち方>
演奏後、イスから立ってから右を向くのは良くない。立ち上がるのと右を向くのを2回に分ける動作は音楽的でない。
右足を右向けて左足をそれに寄せる。
そして立ち上がるのではなく、姿勢を崩さず歩き出すようにお客さまの方へ出る。
背中を丸めない。
これで1つの流れになり、エレガントで美しい。
演奏後は美しい音楽の後味と、曲への愛情と、聞いている人への感謝の気持ちを、流れるような所作で行う。
アメリカ人の子どもたちは、どのお子さんもステージマナーがとても上手なんだそうです。
アメリカでは演奏がどんなに下手でも、子どもたちは一連のエレガントな動作でお辞儀をし、お客さんはパフォーマーを大喝采で称賛するそうです。
さすが、エンターテイメントの国!
素敵ですね!
これらの一連の動作は練習しないと難しいかもしれません。
下に解説動画も作りましたので、参考になさってください。
動画をご覧になった方から「ピアノを習うこと=作法も学べる。と子供の時から思っていました。」とコメントいただきました。
本当にその通りですね!
ステージマナーの動画です。
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大内孝夫さんの記事です。
ピアノは受験に役に立つ!
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