稲沢市 おおみやピアノ教室「ドルチェ」のブログです🎹
ピアノを弾く時、足が床につかないでブラブラしていませんか?
ペダルを踏んだ時、かかとが床に着いていますか?
足がぶらぶらしていると
足で上半身を支えられなくなり
不安定な姿勢になります。
足でしっかり身体を支え
上半身が自由に使えることにより
腕の重さを指先に載せることができます。
腕の重さが指先に載ると
響きの良い豊かな音が出ます✨
響かないパサパサした音、
蚊の鳴くような小さな音は
腕に力が入って固まって
指先に重さが載らない時によく起こる現象です。
身長が小さくて床に足がつかない幼児さんは
写真のようなアシストスツールや
補助ペダルの台が必要となりますが
身長が小さくて台に足が届かない場合は
やむを得ず足をぶらぶらさせるしかないのかな?と
半分諦めておりました💧
しかし!
あるお母様が素晴らしいアイディアで
その問題を解決していらっしゃいました。
レッスンの時にある小さいお子さんが
アシストスツールと
黒い台のようなものをいくつか重ねて持参し、
積み重ねて使っていらっしゃいました。
足台と同じ黒い物だったので
市販のものかと思ったら
なんとお母様手作りの足台でした!
素晴らしい!!💡
他のお子さんの大いに参考になるので
作られた経緯と
作り方を教えていただきました😊
そのお母様から寄せられた
材料&作り方です👇
<足台を作った経緯>
上の子が使用していた
アシストスツールを
下の子でも使用したかった
のですが、身長が足りず‥。
足りない分の高さを
補う為に作りました。
足台の購入も考えましたが
あと数年でアシストスツールで間に合う為、
足台の購入はやめて、自分で作りました。
<足台の材料>
①スーパーに置いてある
無料のカタログ(上の写真↑)
(カタログはなるべく軽いものを選ぶと良い。
持ち運ぶのに少しでも軽い方が楽💡)
②色画用紙(100均で購入)
③マスキングテープ(100均で購入)
④木工用ボンド
以上4点で作成しました。
写真は
カタログを5冊重ねたものを
テープで巻いて固定して
全ての側面に色画用紙を
木工用ボンドで貼ったものです。
色画用紙のつなぎ目に
マスキングテープを貼って
つなぎ目を目立たなく
してあります。
我が家は5冊重ねたもの↑
これを3セット作り、
前回の発表会ではアシストスツールの上に乗せて
使用しました。↓
ペダルを使用する時は
アシストスツールの下に敷いて使用するとよいのでは?
と楽器屋さんからアドバイスをいただきました。
以上がお母様から寄せられた
文章です✏️
このように
いくつかセットで作っておかれると
お子様の身長が変わったら
減らしていくことができますし
薄いので小刻みに調整できますね👍
他の方にも参考になるので
是非教えて下さい、とお願いしましたら
写真付きで丁寧に教えて下さいました。
ありがとうございました💖
見た目も市販のものと間違えるほど
綺麗でした✨
もうお一人、
お祖父様の手作りの足台を使っていらっしゃる
幼稚園のお子さんがいらっしゃいます。
こちらのお母様にも
作り方をお聞きしました。
<作り方>
足台に必要な高さを採寸しておき
小さい子でも安定するように
横幅と奥行きも多めに測ってあります。
ホームセンターで指定した長さに切ってもらい
持つところの穴をくり抜きました。
自宅で木材用のネジ釘で組み立てて
仕上げに黒スプレーで全体を塗りました。
床に当たるところには
イス用のクッションフェルトを貼りました。
お母様方のアイディアの素晴らしさには
脱帽です!
市販の物しか
私の頭にはなかったので
手作りの物は
「目から鱗」でした❣️
ご自身の身長に一番合ったサイズで作れる、
というのが素晴らしいですね!
お子様たちも
お母様やお祖父様の手作りのものを使うと
足でご家族の愛情を感じられるのでは
ないでしょうか?🥰
今一度、
①お子様の足がぶらぶらしていないか?
②ペダルを踏むときに踵が浮いていないか?
チェックをお願いいたします🙏
もし①や②の状態でしたら
是非この記事を参考になさっていただき
足台のご用意をお願いいたします。
悪い姿勢は癖になるとなかなか直りません。
正しい姿勢でピアノを弾いていただければ
と思います。
稲沢市 おおみやピアノ教室ドルチェ🎹
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